[Unity] 自作webゲームをGitHubを使って無料でアップロード

ここでは例として自分で作った神経衰弱ゲームをwebにアップロードした過程を追っていきます。

 GitHubというサービスを利用させていただくことで、自前でサーバを持っていない人も無料でゲームをアップロードできます。 (https://qiita.com/kenta71/items/c32760e1cc2ba01e8f9a を参考にさせていただきました。) アカウントを持っていない人は、適当なID、メールアドレス、パスワードを入力して登録してください。下のような画面は、無料の場合は「for free」の方にチェックが付いていることを確認して、そのまま「Continue」で大丈夫です。

  

メールアドレスの認証も済ませたら、new repository(またはstart〜)から、適当な名前でレポジトリを作成します。

 

 上の図で「Create repository」を押したら、下の図の左上にある「Set up in Desktop」をクリック。

 

 GitHubが初めての場合、

    

この図のように、デスクトップアプリケーションのダウンロードを求められるので、ダウンロードしてzipを解凍(普通にクリックすれば通常は勝手に展開してくれます)。デスクトップアプリケーションを開くと、まずサインアップを求められるので、先ほど登録したIDとパスワードでログインします。さらに、公開情報としてニックネームとアドレスの記入を求められるので、見られても良いものを記入。

  

最後に、匿名でGitHubに情報を提供してくれませんか?というお決まりのメッセージが出るので、これは個人の好みで。

   

 そしたら、再び「Create New Repository」から、適当な名前でレポジトリ(webにアップするフォルダに対応させるために、今使っているパソコンの中に作るフォルダ)を作成します(初めての方はメールアドレス認証後に入力した名前と同じもので大丈夫です)。ここで変えるのは「Name」だけでok。
そして、のマークをクリックし、「New」ボタン→「gh-pages」という名前で新しくブランチ(枝。サブフォルダのような意味)を作成します。
 次に、Unityのメニューバーから「File」→「Build Settings」で、WebGLを選択して「Build」します。このWebGLのビルドですが、PC用などに比べ結構時間かかります。今回は10分くらいでした。辛抱強く待ちましょう。すると、Build時に指定した名前のフォルダができます(この中に、「index.html」と二つのフォルダが入っているはず)。このフォルダの中身(「index.html」と二つのフォルダ)を、先ほどGitHubデスクトップで作ったレポジトリの中に入れる(レポジトリの位置がわからなくなった場合、macの場合は、メニューバー「Repository」→「Show in Finder」が操作しやすいです)。

  

「G」を回転したようなマークのところに適当な名前を入れて、「Commit to gh-pages」をクリック。すると、ファイルが全部消える代わりに、そのボタンの下に「Commited just now」と小さく名前が出ます。そうしたら、「Publish repository」という雲+矢印のアップロードのマークのところを押して、

  

プライベートコードは有料オプションのため、上の図のKeep this code privateのチェックを外して(でないと"Please upgrade your plan to create a new private repository."とエラーが出ます。)「Publish Repository」します。 WebのGitHubに移って、下のようにアップされていることを確認します。

  

ちなみに、レポジトリを消すには、そのレポジトリのSettingsタブから、下の方にある「Delete this repository」をクリックして、そのレポジトリの名前を入力します。 さて、これでゲームがWeb上に公開されました。URLに http://"GitHubアカウント名".github.io/"レポジトリ名"/ と入力すれば、見ることができます。 今回作ったゲームはこちら。音が出ますのでご注意ください。 https://magicalgame.github.io/WebGames/ 
ちょっとロード時間が長いのがネックですね。数分くらいかかることがあります。
あと日本語表示されなかったりいろいろずれていたりアレですが初心者がやるとまずはこんな感じになります。ということで。 


 ちなみに、ブログなどのWebページに埋め込みたいという場合にはこちらのページが参考になります。  
ただ、このブログを始め、フォルダのアップロード手続きができないもしくは面倒な環境では、GitHubを利用するのが良さそうです。

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